湿度に気をつかう

記事追加日:2017-09-01 13:55:39

秋口に入るにつれて風邪をひきやすくなるのは、何も寒さだけが原因ではないんです。夏をすぎると涼しくなり、次第に空気が乾燥するようになってきます。冬場になるとますます空気は乾燥し、暖房を使うことによってさらに乾燥が加速してしまいます。

空気が乾燥すると、風邪の原因となるウィルスが活性化してしまいます。一方で、人間の鼻の粘膜は乾燥するとウィルスや細菌への防御機能が弱くなります。寒くなるにつれて風邪をひきやすくなるのは、気温だけが原因ではないのです。

部屋の湿度を適度に保つことは、風邪の予防に役立ちます。加湿器などを活用すると良いでしょう。加湿器がなくても、洗濯物を部屋干ししたり、寝る時にベッドサイドにぬれタオルをかけておくだけでも随分変わるはずです。湿度の目安は50%~60%くらいが良いでしょう。適度にウィルスの活性化を予防でき、結露などが起きづらい湿度です。

眠る時にマスクをしておくこともおすすめです。特に鼻炎などを持っている方の場合、寝ている間に口呼吸を行ってしまい、喉が乾燥してしまいます。それだけではなく、ウィルスを取り込みやすくなってしまいます。マスクをすることで、口呼吸による乾燥とウィルスの取り込みを抑制します。鼻呼吸ができている方でも、乾燥予防に効果があります。

風邪の予防を考えう奈良、適温を保つだけではなく、湿度にも気をつかってみてください。